高次脳機能障がいとは

脳卒中・脳外傷・低酸素脳症・脳腫瘍などが原因となり、脳に損傷負ったことで現れる後遺症です。 認知機能の障害により日常生活や社会生活に支障が生じます。 記憶障害・注意障害・遂行機能障害・社会的行動障害、半側空間無視・失語症・失行症・半側身体失認・地誌的障害・失語症などがあり、これらが重複していることが多くあります。 症状は損傷した部位や程度により一人ひとり違います。 「周囲には気づきにくい障害」と言われるように、外見だけでは本人の症状が周囲の人に理解されにくく、 ある日突然の受傷による変化に、本人も家族も戸惑います。また、身体障害を伴うこともあります。 回復段階に応じた周囲の適切な対応や支援、代替手段の活用により、症状は基本的に年単位の時間をかけて回復します。


参考